令和元年度 第2回 二次交通分科会を開催しました

広域周遊促進戦略会議終了後、令和元年度 第2回 二次交通分科会を開催しました。

首都大学東京 都市環境学部観光科学科 教授の清水哲夫先生にもご参加いただき、現状や課題の情報共有をいたしました。

【議題】

(1)国における二次交通、現状の報告(清水アドバイザーより)
(2)八ヶ岳観光圏における既存英語マップの活用について
(3)宿泊および観光施設との連携について
(4)Googleへの時刻表登録について
(5)意見交換と質疑応答

 

清水先生からは、日本観光振興協会の二次交通の取り組みについてご紹介いただきました。
その中から特に「中央道小仏トンネルの渋滞緩和」に関連して、東洋大学助教の楽(レ)先生より、研究成果の報告と実証実験の紹介がありました。

  • 週末に発生する中央道小仏トンネルでの渋滞は、約10%の車が通過時間を遅らせてもられえば渋滞は発生しなくなる。
  • 10台に1台の割合で、小仏トンネル手前で少し遅くまで立ち寄っていただいたり、夕食を取っていただいたり、温泉に入ったりしていただくことができれば、渋滞緩和ができるとともに、周辺地域への観光誘致が可能になる。
  • スマホのアプリによって「渋滞を回避するための最適な出発時間と周辺の立ち寄りスポット情報」を提供することで、渋滞を避けながらゆっくりと観光スポットを楽しんでいただけるような実証実験を予定している。

※研究の報告については下記をご覧ください。
「経路検索条件と走行軌跡データを用いた帰宅途中の追加的立ち寄り行動分析」

※実証実験(2019.7.6~8.5)については、下記をご覧ください。
「リアルタイムの情報提供による渋滞回避と観光行動の誘発に関する実証実験」

令和元年度 第2回 二次交通分科会を開催しました
(楽先生による報告)

 

楽先生の報告を足掛かりに、八ヶ岳観光圏エリアを訪れた方がどのような行動をしているのかについて活発な議論が行われました。

 

令和元年度 第2回 二次交通分科会を開催しました

また、昨年度までに準備された訪日外国人向けの八ヶ岳観光圏への交通アクセスやスポット紹介パンフレットの活用についても情報共有がなされました。

次回の二次交通分科会は、7月の開催を予定しています。

二次交通分科会

二次交通分科会

八ヶ岳観光圏にとって二次交通はかねてからの課題であり、今後増加が見込まれるFITによる国内来訪客やジャパンレイルパスを利用してのインバウンドFIT来訪者の獲得に向けて、早急な整備が求められています。この課題解決と利用促進に向けた取組として、鉄道・バス関係者・行政等との協議の場を平成26年度に立ち上げ、分科会として平成29年度も引き続き開催しています。

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