ご挨拶
平素より八ヶ岳ツーリズムマネジメントの活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
私たち八ヶ岳ツーリズムマネジメントは、令和7年度をもちまして設立16年目を迎えるにあたり、理事長ならびに事務局の体制を一新し、新たな一歩を踏み出すこととなりました。
今から15年前、日本の観光行政において「観光圏整備事業」という新たな方針が打ち出され、それまでは市町村単位で行われていた観光PR活動を、広域的な圏域として連携し、ひとつの観光地としてお客様をお迎えしようという取り組みが始まりました。
「八ヶ岳観光圏」は、山梨県北杜市、長野県富士見町、原村の3市町村によって構成されており、県をまたいだ観光圏として国からの認定を受け、その事業・運営を担ってきたのが、私たち八ヶ岳ツーリズムマネジメントです。
この地域でよく見かける「標高サイン」は、3市町村に住む人々をつなぐシンボルとして、私たちが最初に取り組んだ事業のひとつです。住民の多くが、自分の暮らす場所の標高を知っており、この地域ならではのユニークなアイデンティティとなっていることに気づいたのがきっかけでした。
今後も八ヶ岳観光圏の地域ビジョンでもある「住んでよし、訪れてよし、住みたいまち」の理念のもと、地域をつなぐ役割を果たしながら、皆さまにとって頼れる存在であり続けられるよう努めてまいります。
今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
代表理事 小林 勉